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2018年04月21日 (土) | 編集 |
中山優馬くんが出演した舞台を観て来ました!
東京文化会館には初めて行きましたが、普段はクラシックコンサートをやるようなホールのようです。
今回、片手列のド・センターでいい席来た!と思ったのですが、前の方は段差がなく、列ごとに座席位置をずらしていないため、センターであることがかえって災いし、役者さんが中央に立つと、前の人の頭にもろにかぶって見づらい・・・という感じでした。
それでも、双眼鏡をほとんど使わなくていい席ではあったので、文句は言いませんが。
優馬くんが客席通路を通る演出もあったので、この会場では段差のある後方の方が見やすかったかもしれませんね。

さて、作品については例によって予習を全くしておらず、会場でパンフレットを読んで知りました。
ちなみに、会場で「開演前に西本智実さんと中山優馬さんによる特別トークがあります」とアナウンスしていて、ラッキー・サプライズ★と思ったのですが、蓋を開けてみたら、優馬くんは出てこなくて、西本智実さんだけでした・・・期待させないでよ~(^^;

アナウンサーの中井美穂さんが出てきて、作品について前説の後、西本さんにインタビューするような感じでトークしていました。
内容については、ほぼパンフに書いてあることと同じでした。
西村智実さんと言えば、指揮者・・・ということくらいは、クラシックに疎い私でも知っていました。
なんて言うか、カッコいいですよね。男前です。ソフトボールの上野由岐子さんも男前でホレてるんですが、この方も惚れちゃう感じの男前ぶりです。
今回の舞台は、西本さんが脚本を書き、舞台監督もして、もちろん指揮もやっています。
ステージにはオーケストラと男女混声合唱団がいて、舞台の音楽はもちろん、効果音もすべて生音とのこと。
平安の頃の日本を舞台にしていますが、奏でているのは西洋の楽器。フルートで和笛のような音色を、チェロで琴や琵琶のような音色を、虫の音も楽器と口で・・・といった具合に、演奏者の力量で表現しているとのことでした。
私は知らなかったのですが、「卒塔婆小町」というのは、小野小町を題材にした有名なお能の演目だそうです。
能では、小町に焦がれて亡くなった深草少将の霊が年老いた小町自身に取り付き、狂乱の末に悟りを開くようなのですが、そのあたりの解釈を少し変えて、西本さんが脚本を書いたようです。
タイトルの「ソトゥーパ」とは、サンスクリット語で、「卒塔婆」の語源です。西洋の楽器で日本の世界を表現することから、国際的な時空を超えた世界観を表現したとのことです。

はい、難しい前置きが長くなったでしょうか。
「優馬くんを早く出して」という方もいるかな。すみません。
私個人としては、伝統芸能にも興味があるので、結構興味深く聞いていました。
お能は学生の頃に芸術鑑賞でちょっとだけ見て、眠くなった(苦笑)記憶があるだけですが、いずれちゃんとしたものを見てみたいなと思っていました。
なので、この前段トークで、期待膨らんだんです。

さて、いよいよ舞台の幕が開きます。
最初は、薄暗い照明の中、舞台奥で小町が舞います。
小町役は佐久間良子さんですが、舞をするのは踊り専門の方がいたので、この時舞っていたのも、ダンサーさんかな。
その後、従僧の青山達三さんが上手から登場。客席奥を指し示すと、下手の客席通路に、僧服に身を包んだ優馬くんが現れ、客席通路をゆっくりと横切って、上手側から舞台に上がります。
登場する役者は、この3人だけになります。
優馬くん演じる僧は、高野山で修行を終え、山を下りてこれから現世の人を救おうとしているが、実は余命が短い・・・という役。
「従僧」って何?って思ったら、要は「従者」の僧ってことみたいで、修行した優馬くんの方が若いけどえらいお坊さんということのようでした。
ここで優馬くんが長セリフをいうのですが、普通の話し言葉ではなく、歌舞伎のような時代劇調のセリフなので、すごいなあ・・・と感心しちゃいました。

この後、老婆姿の小町が登場し、自分のプロフィールを語ります。
かつて美女とたたえられた自分が、年老いて物乞いとなり、自分が小町だと知れたら、笑い物になるということや、以前は多くの公達(きんだち)に言い寄られたが、誰とも言葉も交わさず、深草の少将は100日毎晩通ったら思いを遂げられると信じて通い詰めるが99日目の雪の日に亡くなってしまったことなどが語られます。

そんな小町が卒塔婆に腰かけているところに、優馬くんの僧と青山さんの従僧が通りかかります。
ここで、青山さんが「卒塔婆に腰かけるとはけしからん。私がどかせましょう」と言うのに、優馬くんが「まあ待て。私が退くように説得するから」と、老婆を説得しようとする場面は、能の演目でも見どころの一つのようです。

ところで、ここで私は一つ疑問がありました。
卒塔婆って、あのお墓に指す板のことだよね・・・それに腰かけるって??
そこで後で調べてみたら、もともとは「ストゥーパ」は、仏塔・・・つまりお釈迦さまのお墓を指すのです。
私はお寺も好きなので、そう言えば五重塔の解説を聞いた時に、あれはもともと仏教発祥のインドにあったお釈迦さまの墓を日本風にアレンジしたもの・・・という話は聞いていました。
ここで詳しい話は省きますが、ここで言う卒塔婆は、お釈迦様のお墓を表した石の塔という意味で、私たちが法事の時にお墓に持っていく板も、お釈迦さまの墓をかたどったものだから卒塔婆というんですね。
お釈迦さまのお墓に腰をかけていたら、それは確かに無礼ですね。

高野山で修行した僧は、老婆を説き伏せようとしますが、言い返されてしまいます。
従僧は、「やはり私が力づくでどかせましょう」と言うのをとどめ、僧が名を聞くと、老婆は「小野小町」と名のります。
ここらへんで、時空がまじりあい、老婆だった小町が、黒髪の若い姿に・・・。
なるのですが・・・。
佐久間さんは79歳。老婆はとってもお似合いです。
でも、若返った小町は・・・60歳くらいの小太りのおばさんに見えます。
実年齢考えたら、若いです! 若いですけども。
この後、小町の姿を見た優馬くん演じる僧は、小町に恋慕して道を踏み外し、従僧の青木さんには深草少将の怨霊が取り付いて、やはり小町に懸想するんです。
もちょっと、他の方いなかったですかね・・・というのが正直な感想でした。ごめんなさいm(_ _)m

そこのところをおいておけば、小町の書いた手紙らしきものを体に巻き付ける優馬くんや、天井から下がった黒い紐・・・小町の黒髪を表しているのかな?を体に巻き付けて、狂乱を表現する優馬くんは素敵でした!
実は、前段部分は動きが少なく、難しいセリフが多く、ちょっと眠りそうでやばかったのですが、この狂乱の場はよいです。
小町ダンサーさんと一緒に優馬くんが舞台前のオーケストラピットを舞うように動くところとか、美しかったです。
開幕前の解説によると、オーケストラピットの部分は、あの世とこの世の境を示しているそうで、ここで小町を選んだ僧は、死んでしまうことになります。

ここで場面転換。エピローグ
一気に現代になり、工事現場で沢山の石柱が発見されます。
現場監督として、舞台に青木さんが登場し、冒頭と同じように、客席通路に作業服姿の優馬くんが登場。
優馬くんはアメリカ帰りの建設会社の部長です。
現場から掘り出された石の上に、物乞いの老婆が腰かけており、優馬くんは老婆に危険だから退くようにと説得しようと話しかける・・・というところで終幕となります。

アンコールは3回ありましたが、優馬くんのご挨拶とかはなかったです。

全体としては・・・。
音楽的にはすごいのかもしれない。でも、私にはその価値が今一つわからないので。
エンタメとしては、ちょっと物足りないかな~というのが正直な感想でした。
やはり、私には能は眠いのかもしれないとも思いました。
歌舞伎は目で楽しめて、私は結構いけると思ったんですが。
お勉強にはなりました。芸術鑑賞っていう感じの舞台でした。
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2017年08月27日 (日) | 編集 |
大竹しのぶさん主演で、中山優馬くんが出演している舞台「にんじん」を観て来ました。

「にんじん」という作品については、ぼんやり「児童文学?」という知識しかなく、少年が主人公ということで、なんとなく「トムソーヤの冒険」的なものを想像していました。
しかし、内容は一言で言うと「児童虐待」です。

にんじん(大竹しのぶ)は、両親と兄のフェリクス(中山優馬)、姉のエルネスティーヌ(秋元才加)の5人家族。
にんじんの本当の名は「フランソワ」だが、赤毛でそばかすだらけでみっともない彼を、誰もが「にんじん」と呼んでいる。
父と母は折り合いが悪く、母はにんじんに冷たく当たる。
にんじんは、寡黙な父をルピック氏(宇梶剛士)、口うるさい母をルピック夫人(キムラ緑子)と呼んでいた。
家政婦のアネット(真琴つばさ)はにんじんを気遣ってくれていたが、にんじんは自分がいらない人間だと考え、自殺を試みる・・・。

末っ子のにんじんは、生まれたときルピック夫人が体調が悪く、ルピック氏の伯父である名付け親に預けられていた過去があります。この名付け親(今井清隆)はにんじんのことを愛して心配してくれている人。
にんじんも伯父さんの元で暮らしたいと願いますが、体面を気にする父が迎えにくると、やはり両親から愛してほしいと願うにんじんは家に帰ってしまいます。

フランスの作家ルナールの自伝的小説が原作で、ルナールは母を憎んでいたそうで、ルピック氏に「私があの女を愛していると思うのか」と言わせています。劇中にもそのセリフが登場しますが・・・。
女性の立場から言わせてもらえば、確かにルピック夫人の態度はよろしくないですが、経済的に困窮し、体調も悪いのに、愛してもくれない夫や幼い子供の面倒をみさせられる身にもなってみろと言いたい。
ルピック氏に罪がないとは思えませんがね。あんな仕打ちをされたら、にんじんが母を恨む気持ちはわかるけど、父親も同罪だと思うよ。

原作ではどうかわかりませんが、劇中ではそのあたりをくんで、にんじんにつらく当たってしまうルピック夫人が苦しい胸の内を独白する場面もあります。

優馬くんは、母にひいきされている17歳の長男という役どころ。
自分が金を盗んだのに、にんじんが責められていても知らんぷり。自分が犯人だと発覚すると言い訳して言い逃れる・・・というチャラい感じの役です。でも、実は彼も、「母が見ているのはにんじんだけで、自分ではない」と思っていて、家を出てパリに向かいます。
お金を盗むのはよろしくないですが、家を出るというのは、この場合正しい対処法かと思います。

そんな家庭問題を描いた作品にグイグイと引き込まれました。
お子さんも見にきていましたが・・・子供が観たら怖いんじゃないかな(^^;
以前大竹さんが上演した時も、お子さんが応援してくれたそうですが。
元々は児童文学として書かれたわけではないとのことで、舞台もどちらかと言うと大人向けだと思います。
大竹さんや今井清隆さんが歌が上手い! 楽曲もよい!
この作品を観に行くか迷っていたのですが、見て良かったです。

優馬くんファンとしては、そのコンビニ定員のような衣装は??と思った(笑)。
本人を知っているせいか、「いい人」がにじみ出ちゃって、いやな兄貴に見えませんけど・・・ともちょっと思った。
でも、彼は彼で苦悩を抱えているので、それでいいのかもしれません。

大竹さんのファンなのか、平日昼間に見たからか、客席には年配の女性が多かったですが、子育て世代が見るといいかもしれません。
原作も読んでみたくなり、図書館で借りてきてしまいました★
かつて大竹さんが演じた時は22歳で、その後伊藤つかささん主演でも上演されているので、アイドル女優の作品だったのかなと思いますが、今の大竹さんが演じた方が断然いいはず。
迷っている方は、観に行って下さいませ。
テーマ:中山優馬
ジャンル:アイドル・芸能
2017年04月08日 (土) | 編集 |
中山優馬くん主演、ふぉーゆーの辰巳雄大くん出演の舞台「それいゆ」の初日公演を見て来ました!
昨年6月に行われた公演の再演で、私は昨年の舞台も見ています。

昭和初期に、少女向けのイラストレターとして活躍した中原淳一の物語。
中原淳一を優馬くんが演じています。
辰巳くんは、淳一の弟子のイラストレター・桜木。
淳一に憧れる女学生・舞子は、前回の舞台が女優デビューだったという桜井日向子ちゃん。
舞子の友人の天沢:施鐘泰、編集長・山嵜:佐戸井けん太、山師・五味:金井勇太、五味の子分・仁太:山崎雄介と、淳一を理解する女性編集者・元内役の愛原実花さん以外は、前回と同じキャストでした。
そのため、初演にもかかわらず、和気あいあいとした雰囲気が出ていました。

戦前、趣味で作った人形の展覧会を開いたところ、編集者の山嵜に見いだされ、雑誌「少女の友」の看板イラストレターとなった淳一は、戦時中でも自分の思う美しさを追求しようとする。
当局に「イラストが華美すぎる。モンペをはいた少女を描け」と言われた淳一は、「少女の友」の作家をやめてしまう。
淳一のファンの女学生・舞子は、家の事情で山師の五味と結婚が決まっており、「私だって我慢しているんだから、先生も我慢して! 少女の友をやめないで!」と訴えるが、淳一は「君も僕もわがままだから、絶交しよう」と言う。
一見自信満々に見える淳一だが、実は内面に苦悩を抱えていた。

淳一は「ひまわり」という雑貨店を開いて大成功。
戦後は、ミュージカルなども手掛けるようになる。
舞子が舞台に立っていると聞いて、淳一は会いに行くが、そこはストリップ劇場だった。
「君はこのステージで笑えることがあるのか」という淳一に、「笑えるはずがないじゃない」と吐き捨てる舞子。
しかし、両親を亡くして、自分一人を養うだけで足りるようになった舞子は、五味と別れ、夢だった女優を目指して小さな劇団に入る。
美しさを追求して無理を続け、体を壊していた淳一は、舞子の「この世に完璧な造形美があるとしたら、それは先生の生き方です」という言葉に救われる。

物語は前回と変わりませんが、脚本は少し変わっていたように思います。
笑いも強化されていましたし、それぞれのキャラも前よりも立っていたように感じました。
前回は舞子のキャラが印象的だったのですが、今回は淳一の才能に嫉妬する編集長の印象が強かったです。
もちろん、味のある悪役の五味や、辰巳くんの桜木もね。
桜木の庶民的な感じを、ニュートラルな辰巳くんが上手く演じていたと思います。
天沢くんは、ソフトなイメージでで狂言回し的な役回りです。

初日ということで、公演の最後に、キャスト全員が一人ひとり挨拶していました。
辰巳くんも結構しゃべっていました。
辰巳くんは仁太役の山崎雄介さんと並んでいたのですが、劇中の仁太の犬役(ステージには登場しない)も辰巳くんがやっていたということです。スタッフから「人出が足りないんで、お願いします」と急きょ頼まれたのだとか。
皆さんが口々に言っていたのは、「再演になってうれしい。お客様のおかげです」ということでした。

この舞台を見ると、「美しさとは・・・」というのはおいておいたとしても、もうちょっと頑張ろうかな・・・という気持ちになります。
今回も白白コーデの優馬くんが美しかった!
今回衣装を少し変えたとのことでしたが、少し大人っぽくなっていたかな。
眼鏡男子な優馬くんも見られて良かったですよ☆
テーマ:中山優馬
ジャンル:アイドル・芸能
2016年12月16日 (金) | 編集 |
中山優馬くん主演のミュージカル「CROSS HEART」を見てきました!
今まで、様々な舞台に立ってきた優馬くんですが、意外にもミュージカルは初出演だそうです。
今回は、11月に「ライブ・バージョン」の上演がありましたが、私が観たのはミュージカル・バージョンというか、通常版ということになります。
「ライブ・バージョン」があったので、もっとジャニーズ的舞台を想像していましたが、外部の演出家さんや役者さんによる舞台となっております。こういってはなんですが、ちゃんとミュージカルだったので、ライブ・バージョンが逆に想像できなかったです。どんな感じにやったのか、ちょっと見たかったです。

さて、物語はいきなり15世紀のフランスから始まります。
ジャンヌ・ダルクが登場する1年前のフランスのロレーヌ地方のとある村。
優馬くん演じるセザールと屋良くん演じるリュックは親友同士で、かつてはともに独立した村の姿を夢見て、「リベルテ派」という派閥を立ち上げました。
ところが半年後、セザールは圧倒的武力で迫るブルゴーニュ派の手先となり、リュックの前に立ちふさがります。
リュックだけでなく、思いを寄せていたリュックの姉アルセーヌ(蘭乃はな)まで手にかけてしまうセザール。

ここで場面が変わり、現代の日本。
大学の同じサークルでフランスの歴史を学ぶ悟(優馬)と陸(屋良)は、ここでも親友同士。
教授が手に入れた手記に書かれていたセザールとリュックの話を、演劇でやろうということで盛り上がるサークルの仲間達。
この場面では、優馬くんが会話の中で「鮭は白身魚だ」と解説する場面があり、仲間達から「さすがに詳しいな~。やっぱり似ている」などと言われ、いつもの「ギョギョ!」をやるのかな~・・・と思いましたが、「違うよ!やらないよ!」と言って、客席の笑いを誘っていました。

何気ないやり取りから、陸が事故死するきっかけを作ってしまった悟。
準教授の時永(玉野和紀)に「運命を変えたいか」と問われ、「変えられるものなら変えたい!」と言うと、15世紀のセザール達の村へとタイムスリップしてしまいます。
セザールとして生きることを与儀なくされた悟は、果たして運命を変えることができるのか・・・?!

・・・と、なかなか入り組んだ物語となっています。
多少「えっ?」と思うところもなくはなかったですが、「タイムスリップして、伏線がピタピタはまっていく」感じは、好きなテイストの物語。
辛口なエピソードも大人の鑑賞に耐えるものとなっております。

ファン的感想を言うと、優馬くんの戦士コスプレがカッコいい!!(笑)
戦士役なので、単髪でクールな優馬くんが見られて、よかったです★
今までの舞台は、割と不思議ちゃんでゆるふわな感じの役が多かったですもんね~。
その方が素に近いとは思いますが、クール優馬くんと普段の優馬くんのギャップ萌えも捨てがたいですよね。

難点は、座長が一番歌がアレってところですね(^^;
屋良くんは、ダンスはもちろん、演技も歌も安定感あって、優馬くんも仲良しなのでとてもいい雰囲気。
他のメインキャストは、経験者ばかりなので、歌はみんなお上手ですから、ちょっと優馬くんの不安定さが目立っちゃう感じはあったかな。
西洋風殺陣はいい感じでしたし。
クライマックスの屋良くんと優馬くんの動きがシンクロする場面は、すごく良かったです。物語に入り込みました。

アンコールは、2回ありましたが、挨拶はなかったです。
客席に降りてくる場面も残念ながらなかったです。教授役の福井貴一さんと準教授の玉野さんが下手側通路を通っただけでした。
今回、双眼鏡のいらない席だったので、近くでクール優馬くんのコスプレを堪能できました~♪
ミュージカルとしても面白く、いい舞台でした!
テーマ:中山優馬
ジャンル:アイドル・芸能
2016年06月03日 (金) | 編集 |
中山優馬くん主演、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大くん出演の舞台「それいゆ」東京公演(Zeppブルーシアター六本木)を観て来ました!

中原淳一の生涯を描いた舞台。
中原淳一と言えば、昭和初期のイラストレーターで、黎明期の少女漫画家にも影響を与えた・・・という程度しか知りませんでしたが、初めは人形製作をしていて、編集者に見出されたそうです。

舞台は、雑誌のイラストレーターとして売れっ子になった淳一のアトリエから始まります。
女子学生の大河内舞子(桜井日奈子)が歌手志望の友人・天沢(施鐘泰)を連れてやってくる。
応対した中原淳一の助手・桜木が辰巳くんで、桜木と中原淳一(中山優馬)の戦時中にはありえないような言葉遣いや服装などに天沢は驚く。
「戦時中に不謹慎だ」という天沢に、淳一は「戦時中だろうと夢を持つべきだ」と説く。
アトリエからの帰り道、女優になりたいという夢を持つ舞子は「私も天沢さんのように夢を忘れて下を向いていたが、淳一先生に出会って変われた。淳一先生の絵を見ていると、嫌なことも忘れられる」と話す。
実は、舞子は家の没落により、山師の五味(金井勇太)と結婚させられようとしていた。

一方、淳一の元に、連載している雑誌「少女の友」の編集長・山嵜(佐戸井けん太)が担当編集者・元内(青山郁代)と共にやって来る。
山嵜は、「当局に華美すぎるとにらまれている。モンペ姿の少女を描いて欲しい」と頼む。
しかし淳一は依頼を断り、「少女の友」のイラストレーターを退く。
それを知った舞子は、「私も我慢しているんだから、先生も我慢して、少女の友に描き続けて!」と頼むが、淳一は「僕も君もわがままだ。絶交しよう」と言い渡す。

淳一は服飾雑貨店「ひまわり」を出店し、好評を得る。
舞子は、五味と結婚させられ、長野に去る。
淳一の影響を受けて、歌手になろうとする天沢は、淳一を見守り続ける。
皆の前では明るく夢を語る淳一だったが、実は苦悩を抱えていた。

後半は、戦後から。淳一は、従軍して無事復員したと、ナレーションで語られる。
ますます人気が高まった淳一は、日本で初めてのミュージカルを制作しようとしていた。
天沢を出演させようと声をかけると、天沢は「舞子が東京に戻って来て、舞台に立っているようだ」と話す。
淳一と天沢は、舞子が女優になる夢を叶えたと思い、ミュージカルに誘うため、舞子が出ているという劇場に向かう。
そこにいた舞子は、いかがわしい店でストリップをしていた。
「このステージで、君は笑顔になれるのか」と言う淳一に、舞子は「父が死んで、母は病気で寝たきり。生活のために、恥をさらして生きるしかない。笑えるはずがない。放っておいて!」と言って立ち去る。
淳一は舞子の後を追おうとするが、五味が「この雑誌を見ろ」と渡したページを開くと、黙って店を飛び出してしまう。
店の外で、雨の中泣きじゃくる舞子に、五味はそっと着物をかけてやる。

一方、淳一はアトリエに戻り、桜木を問い詰める。
五味が渡した雑誌には、淳一の雑誌の専属であるはずの桜木のイラストが掲載されていた。
かつて「少女の友」の編集長だった山嵜に仕事を紹介されたと話す桜木に、淳一は「生活のために他で描いたというだけなら見逃したかもしれない。でも、君はこんな仕事で満足なのか」と桜木の仕事をなじる。
「相手の編集者はこれでいいと言いましたし。僕は先生とは違うんです。求められたものを描くだけです」と反論する桜木と淳一の話は平行線で、淳一は長年の付き合いである桜木を解雇してしまう。
「無理をしないと生きている気がしない」という淳一は、心臓を患っていた。
淳一が手掛けた日本初のミュージカルは不人気で、淳一は周囲から投げかけられた言葉に傷つき、自分は何もなしえないのではないかとおびえる。

ある時、天沢が舞子を連れて訪ねてくる。
舞子は、母が死んで、五味と別れ、女工をしながら小さな劇団で女優をしているという。
「ずっと中原淳一先生の絵が支えだった。完璧な造形美とは、中原淳一先生の人生そのものだ、と舞子さんが言っていました」という天沢の言葉を聞き、淳一は心救われる。

美しさを求めて、苦しみ続けた淳一は叫ぶ。「誰かがいいと言ったものを、あたかも自分がそう思ったように勘違いし、誰でも手に入る洋服に手を伸ばし・・・」「美とはそんなものではない。自分自身の中から生まれるものだ。簡単に手に入るものではない」
「前を向き、太陽を仰いで、ひまわりのように・・・」
セットにひまわりと中原淳一の少女画が現れ、終幕。

***

優馬くんを見に行ったんですが、白白コーデの優馬くんは美しかった!
最初だけ、リボンタイが黒でしたけど、それ以外はずっと白のスーツに白いシャツに白いタイ・・・。それが似合っちゃうのよね~。

それはともかく、脚本が良くて、お話に引き込まれました。
ヒロインの桜井日奈子ちゃんは、演技初挑戦らしく、まだ粗削りなところもありますが、淳一と対立する場面など迫力があって。
正直、女性としては日奈子の気持ちがわかりますね。
家族のためにしたくない我慢しているのに、夢とか言われても・・・って思う。
それでも、淳一の美しい世界に憧れ続け、泥の中から這い上がる舞子は素晴らしいと思う。

編集長役の佐戸井さんとか、五味役の金井さんがしっかりしているので、話に深みが出ていました。
二人とも汚れ役だけど、その分個性が光っておりました。

辰巳くんは、淳一に振り回される役を好演。
アドリブはないけど、笑える場面も演じていました。

優馬くんはところどころセリフがつっかえてはいたけど、天才の苦悩を表現出来ていたと思います。
前回のドリアン・グレイも当たり役だと思ったけど、今回もピッタリでしたね。

「大量消費の時代に、おまえは受け入れられない」と淳一が非難されて苦しむところは、現代にも通じるものがあると思います。
凡人の私は、「そんなに肩肘張らなくてもいいんじゃないの」と思ったりもしますが、私も心の中から美しくなりたいなと思いました。
テーマ:ジャニーズ
ジャンル:アイドル・芸能