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2016年10月27日 (木) | 編集 |
愛之助さん主演で、今井翼くんも出演している歌舞伎GOEMONを観て来ました!
再演になりますが、前回は大阪でしか公演しなかったため、私は今回が初見です。
和と洋を融合した舞台ということで、石川五右衛門がスペインとのハーフだったという設定。
翼くんは愛之助さんのお父さんのスペイン人役・・・。
設定だけ聞くと荒唐無稽な感じがしますが、見てみると父はキリシタンの宣教師として日本に来たが、秀吉に国外退去させられた・・・ということで、思ったよりは違和感なかったです。

音声ガイドを借りて、聴きながら観たので、設定も分かりやすかったです。
翼くん演じるスペイン人宣教師のカルデロンは、石田局(上村吉弥)と恋仲になり、子供を授かったため、宣教師を辞めて通訳として親子三人で穏やかな暮らしを送ります。
この辺りで、日本を代表するフラメンコダンサー佐藤浩希さんがフラメンコを披露。
翼くんの師匠でもあるようですが、素人目では、佐藤さんと比べても翼くんのフラメンコは見劣りしないと思いました。

石川五右衛門となる子供、友市が7歳になった時、秀吉がキリシタン禁止令を出したため、カルデロンは国外退去となり、石田局はその美しさに目をつけた秀吉に聚楽第に上がるようにと命じられます。
親子が涙ながらに別れる場面が、たっぷりと見せられます。
この辺りは、翼くんは洋装。石田局は白塗り・・・。不思議な感じですが、親子の涙の別れがそれを忘れさせてくれます。

石田局は秀吉に一太刀復讐をしようとしますが、失意のうちに亡くなってしまいます。
10年の月日が流れ、いきなりステージに大勢の着物姿の女性達が登場して舞を披露します。
今回の舞台は、歌舞伎には通常登場しない女性も登場・・・と言っても、バックダンサー的な役割で、メインキャストは女形がやっております。
ここで登場する阿国(中村壱太郎)は、本物の女性と並んでも遜色ない美しさでした。

友市は石川五右衛門として成長。ようやく愛之助さんの登場となります。
阿国の踊りを眺めていた五右衛門。そこに通りかかった秀吉は、阿国の美しさに目を止め、聚楽第に連れて行きます。
両親の仇である秀吉を追って、五右衛門も聚楽第へ。
阿国は、夫ある身で「芸は売っても身は売らぬ」と秀吉を突っぱねたため、秀吉は舞を所望。
阿国が舞おうとしたところへ、北政所ねねがやってきて、秀吉は阿国を慌ててつづらの中に隠す。
秀吉も織田家の家臣だった頃から苦労を共にした妻には弱いということで、コミカルなやり取りが見られます。

この後、五右衛門が現れて、秀吉の家臣と切りあいになります。
五右衛門が花道から2階席に梯子をかけて、その上で見栄をきったりもします。
側近を打ち負かして逃げ出す五右衛門を取り押さえたのは、霧隠才蔵。
この才蔵は、翼くんの二役で、今回から追加になったようです。白塗りで隈取の才蔵姿が恰好よかったです!
才蔵は、五右衛門が以前忍術を学んでいた時の友人でした。
そのため才蔵は五右衛門を逃がし、五右衛門は阿国の入ったつづらを背負って逃亡します。
中吊りになったつづらから五右衛門が登場して、3階席に去るつづらフライングが観れます。
ここで第一部は幕。

後半はスペインにいる失意のカルデロンの場面から。
酒におぼれるカルデロンは、幼い友市とフラメンコを踊る夢を見ます。
ここで翼くんがフラメンコを本格的に披露していましたが、素敵でした☆

スペインから日本への場面転換の合間に、三味線とフラメンコギターの競演もありました。
フラメンコのカンテ(歌)を担当したホセ・ガルベスさんは、特に迫力があって良かったです。

五右衛門は京の北野神社の境内で、阿国の夫の名古屋山三(吉弥)と出会い、阿国をめぐって争いになります。
ここで止めに入る阿国は花魁姿。音声ガイドによれば、これは歌舞伎の有名な場面のパロディになっているんだそうです。
この時五右衛門と山三は、刀の鞘を取り違えますが、お互いの刀にぴったりと合ったことから、お互い秀吉を仇とする家の子孫であることに気づき、意気投合します。

阿国の一座は、次第に人々に飽きられていたことから、阿国は新しい踊りを考えており、五右衛門が父から教わったフラメンコの話をすると、見せて欲しいと頼む。
ここで、客席の反応に、愛之助さんが「なんだか騒がしいな」と言うと、阿国の壱太郎さんが思わず笑ってしまったみたいで、愛之助さんがアドリブで「何笑ってるんだ。もう笑うなよ・・・」と言っていました。
愛之助さんが、客席に手拍子を促し、客席の手拍子で踊ります。
五右衛門が阿国とともにフラメンコを踊っていると、そこに父カルデロンの幻影が現れる。
阿国はフラメンコをヒントに新しい踊りを考案し、再び好評を得ます。

五右衛門が南禅寺でくつろぐ場面では、歌舞伎に詳しくなくても耳にしたことがある「絶景かな絶景かな」という名セリフが語られます。
そこに、秀吉の追っ手がやってきて、五右衛門が水平にした梯子の上に立ち上がる場面があり、タッキー五右衛門の戸板倒しを思い出しながら見ていました。

鷹が飛んできて、カルデロンの手紙を五右衛門に届けます。
それを読んだ五右衛門は、「俺の両親ばかりか天下まで盗んだ秀吉こそ、天下の大泥棒!」と言って、秀吉を討つことを決意。
山三と霧隠才蔵の協力を得た五右衛門は、聚楽第へ乗り込みます。
丁々発止のやり取りの末、五右衛門は聚楽第から逃げようとします。
阿国が五右衛門の扮装で2階席に登場。秀吉の家臣もそれを追って2階席へ。そして本物の五右衛門も2階席へ・・・。
1階席の通路も捕り手達が駆け回り・・・翼くん扮する才蔵も一度、1階席の客席通路を走り抜ける場面がありますが、上手側から降りて、上手側通路を駆け抜けるので、上手寄りの席にいた私は、間近で観れました☆☆☆

最後は、才蔵が忍術で大きな鷹に変身。五右衛門がそれに乗って3階席へと飛び去る・・・というスペクタクルな展開でした。
2階席や3階席でも、役者さんが近くに来てくれるのが嬉しいですね。
終わった後、拍手をしていたら、愛之助さんと翼くんが出て来てくれました。
「普通、歌舞伎はカーテンコールはないんですが、拍手してくれたので出て来ました」という愛之助さん。
翼くんも促されて、「愛之助さんを見習って、歌舞伎の勉強中です」と挨拶していました。

破天荒な設定でも、結構観れてしまうのは、舞台ならではだと思います。
これが映画とかだったら鼻についちゃうと思うけど、舞台なら楽しめちゃう。
正統派歌舞伎とは違うけど、サービス満点のエンターテイメント作品でした。
結構チケット余っていたみたいだけど、観る価値あると思います。
私も、2階席辺りでもう1度見ても良かったかな・・・と思いました。
翼くんの魅力的なところも見せてもらえたし、とても楽しめました!
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