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2016年06月03日 (金) | 編集 |
中山優馬くん主演、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大くん出演の舞台「それいゆ」東京公演(Zeppブルーシアター六本木)を観て来ました!

中原淳一の生涯を描いた舞台。
中原淳一と言えば、昭和初期のイラストレーターで、黎明期の少女漫画家にも影響を与えた・・・という程度しか知りませんでしたが、初めは人形製作をしていて、編集者に見出されたそうです。

舞台は、雑誌のイラストレーターとして売れっ子になった淳一のアトリエから始まります。
女子学生の大河内舞子(桜井日奈子)が歌手志望の友人・天沢(施鐘泰)を連れてやってくる。
応対した中原淳一の助手・桜木が辰巳くんで、桜木と中原淳一(中山優馬)の戦時中にはありえないような言葉遣いや服装などに天沢は驚く。
「戦時中に不謹慎だ」という天沢に、淳一は「戦時中だろうと夢を持つべきだ」と説く。
アトリエからの帰り道、女優になりたいという夢を持つ舞子は「私も天沢さんのように夢を忘れて下を向いていたが、淳一先生に出会って変われた。淳一先生の絵を見ていると、嫌なことも忘れられる」と話す。
実は、舞子は家の没落により、山師の五味(金井勇太)と結婚させられようとしていた。

一方、淳一の元に、連載している雑誌「少女の友」の編集長・山嵜(佐戸井けん太)が担当編集者・元内(青山郁代)と共にやって来る。
山嵜は、「当局に華美すぎるとにらまれている。モンペ姿の少女を描いて欲しい」と頼む。
しかし淳一は依頼を断り、「少女の友」のイラストレーターを退く。
それを知った舞子は、「私も我慢しているんだから、先生も我慢して、少女の友に描き続けて!」と頼むが、淳一は「僕も君もわがままだ。絶交しよう」と言い渡す。

淳一は服飾雑貨店「ひまわり」を出店し、好評を得る。
舞子は、五味と結婚させられ、長野に去る。
淳一の影響を受けて、歌手になろうとする天沢は、淳一を見守り続ける。
皆の前では明るく夢を語る淳一だったが、実は苦悩を抱えていた。

後半は、戦後から。淳一は、従軍して無事復員したと、ナレーションで語られる。
ますます人気が高まった淳一は、日本で初めてのミュージカルを制作しようとしていた。
天沢を出演させようと声をかけると、天沢は「舞子が東京に戻って来て、舞台に立っているようだ」と話す。
淳一と天沢は、舞子が女優になる夢を叶えたと思い、ミュージカルに誘うため、舞子が出ているという劇場に向かう。
そこにいた舞子は、いかがわしい店でストリップをしていた。
「このステージで、君は笑顔になれるのか」と言う淳一に、舞子は「父が死んで、母は病気で寝たきり。生活のために、恥をさらして生きるしかない。笑えるはずがない。放っておいて!」と言って立ち去る。
淳一は舞子の後を追おうとするが、五味が「この雑誌を見ろ」と渡したページを開くと、黙って店を飛び出してしまう。
店の外で、雨の中泣きじゃくる舞子に、五味はそっと着物をかけてやる。

一方、淳一はアトリエに戻り、桜木を問い詰める。
五味が渡した雑誌には、淳一の雑誌の専属であるはずの桜木のイラストが掲載されていた。
かつて「少女の友」の編集長だった山嵜に仕事を紹介されたと話す桜木に、淳一は「生活のために他で描いたというだけなら見逃したかもしれない。でも、君はこんな仕事で満足なのか」と桜木の仕事をなじる。
「相手の編集者はこれでいいと言いましたし。僕は先生とは違うんです。求められたものを描くだけです」と反論する桜木と淳一の話は平行線で、淳一は長年の付き合いである桜木を解雇してしまう。
「無理をしないと生きている気がしない」という淳一は、心臓を患っていた。
淳一が手掛けた日本初のミュージカルは不人気で、淳一は周囲から投げかけられた言葉に傷つき、自分は何もなしえないのではないかとおびえる。

ある時、天沢が舞子を連れて訪ねてくる。
舞子は、母が死んで、五味と別れ、女工をしながら小さな劇団で女優をしているという。
「ずっと中原淳一先生の絵が支えだった。完璧な造形美とは、中原淳一先生の人生そのものだ、と舞子さんが言っていました」という天沢の言葉を聞き、淳一は心救われる。

美しさを求めて、苦しみ続けた淳一は叫ぶ。「誰かがいいと言ったものを、あたかも自分がそう思ったように勘違いし、誰でも手に入る洋服に手を伸ばし・・・」「美とはそんなものではない。自分自身の中から生まれるものだ。簡単に手に入るものではない」
「前を向き、太陽を仰いで、ひまわりのように・・・」
セットにひまわりと中原淳一の少女画が現れ、終幕。

***

優馬くんを見に行ったんですが、白白コーデの優馬くんは美しかった!
最初だけ、リボンタイが黒でしたけど、それ以外はずっと白のスーツに白いシャツに白いタイ・・・。それが似合っちゃうのよね~。

それはともかく、脚本が良くて、お話に引き込まれました。
ヒロインの桜井日奈子ちゃんは、演技初挑戦らしく、まだ粗削りなところもありますが、淳一と対立する場面など迫力があって。
正直、女性としては日奈子の気持ちがわかりますね。
家族のためにしたくない我慢しているのに、夢とか言われても・・・って思う。
それでも、淳一の美しい世界に憧れ続け、泥の中から這い上がる舞子は素晴らしいと思う。

編集長役の佐戸井さんとか、五味役の金井さんがしっかりしているので、話に深みが出ていました。
二人とも汚れ役だけど、その分個性が光っておりました。

辰巳くんは、淳一に振り回される役を好演。
アドリブはないけど、笑える場面も演じていました。

優馬くんはところどころセリフがつっかえてはいたけど、天才の苦悩を表現出来ていたと思います。
前回のドリアン・グレイも当たり役だと思ったけど、今回もピッタリでしたね。

「大量消費の時代に、おまえは受け入れられない」と淳一が非難されて苦しむところは、現代にも通じるものがあると思います。
凡人の私は、「そんなに肩肘張らなくてもいいんじゃないの」と思ったりもしますが、私も心の中から美しくなりたいなと思いました。
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テーマ:ジャニーズ
ジャンル:アイドル・芸能
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