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2018年04月21日 (土) | 編集 |
中山優馬くんが出演した舞台を観て来ました!
東京文化会館には初めて行きましたが、普段はクラシックコンサートをやるようなホールのようです。
今回、片手列のド・センターでいい席来た!と思ったのですが、前の方は段差がなく、列ごとに座席位置をずらしていないため、センターであることがかえって災いし、役者さんが中央に立つと、前の人の頭にもろにかぶって見づらい・・・という感じでした。
それでも、双眼鏡をほとんど使わなくていい席ではあったので、文句は言いませんが。
優馬くんが客席通路を通る演出もあったので、この会場では段差のある後方の方が見やすかったかもしれませんね。

さて、作品については例によって予習を全くしておらず、会場でパンフレットを読んで知りました。
ちなみに、会場で「開演前に西本智実さんと中山優馬さんによる特別トークがあります」とアナウンスしていて、ラッキー・サプライズ★と思ったのですが、蓋を開けてみたら、優馬くんは出てこなくて、西本智実さんだけでした・・・期待させないでよ~(^^;

アナウンサーの中井美穂さんが出てきて、作品について前説の後、西本さんにインタビューするような感じでトークしていました。
内容については、ほぼパンフに書いてあることと同じでした。
西村智実さんと言えば、指揮者・・・ということくらいは、クラシックに疎い私でも知っていました。
なんて言うか、カッコいいですよね。男前です。ソフトボールの上野由岐子さんも男前でホレてるんですが、この方も惚れちゃう感じの男前ぶりです。
今回の舞台は、西本さんが脚本を書き、舞台監督もして、もちろん指揮もやっています。
ステージにはオーケストラと男女混声合唱団がいて、舞台の音楽はもちろん、効果音もすべて生音とのこと。
平安の頃の日本を舞台にしていますが、奏でているのは西洋の楽器。フルートで和笛のような音色を、チェロで琴や琵琶のような音色を、虫の音も楽器と口で・・・といった具合に、演奏者の力量で表現しているとのことでした。
私は知らなかったのですが、「卒塔婆小町」というのは、小野小町を題材にした有名なお能の演目だそうです。
能では、小町に焦がれて亡くなった深草少将の霊が年老いた小町自身に取り付き、狂乱の末に悟りを開くようなのですが、そのあたりの解釈を少し変えて、西本さんが脚本を書いたようです。
タイトルの「ソトゥーパ」とは、サンスクリット語で、「卒塔婆」の語源です。西洋の楽器で日本の世界を表現することから、国際的な時空を超えた世界観を表現したとのことです。

はい、難しい前置きが長くなったでしょうか。
「優馬くんを早く出して」という方もいるかな。すみません。
私個人としては、伝統芸能にも興味があるので、結構興味深く聞いていました。
お能は学生の頃に芸術鑑賞でちょっとだけ見て、眠くなった(苦笑)記憶があるだけですが、いずれちゃんとしたものを見てみたいなと思っていました。
なので、この前段トークで、期待膨らんだんです。

さて、いよいよ舞台の幕が開きます。
最初は、薄暗い照明の中、舞台奥で小町が舞います。
小町役は佐久間良子さんですが、舞をするのは踊り専門の方がいたので、この時舞っていたのも、ダンサーさんかな。
その後、従僧の青山達三さんが上手から登場。客席奥を指し示すと、下手の客席通路に、僧服に身を包んだ優馬くんが現れ、客席通路をゆっくりと横切って、上手側から舞台に上がります。
登場する役者は、この3人だけになります。
優馬くん演じる僧は、高野山で修行を終え、山を下りてこれから現世の人を救おうとしているが、実は余命が短い・・・という役。
「従僧」って何?って思ったら、要は「従者」の僧ってことみたいで、修行した優馬くんの方が若いけどえらいお坊さんということのようでした。
ここで優馬くんが長セリフをいうのですが、普通の話し言葉ではなく、歌舞伎のような時代劇調のセリフなので、すごいなあ・・・と感心しちゃいました。

この後、老婆姿の小町が登場し、自分のプロフィールを語ります。
かつて美女とたたえられた自分が、年老いて物乞いとなり、自分が小町だと知れたら、笑い物になるということや、以前は多くの公達(きんだち)に言い寄られたが、誰とも言葉も交わさず、深草の少将は100日毎晩通ったら思いを遂げられると信じて通い詰めるが99日目の雪の日に亡くなってしまったことなどが語られます。

そんな小町が卒塔婆に腰かけているところに、優馬くんの僧と青山さんの従僧が通りかかります。
ここで、青山さんが「卒塔婆に腰かけるとはけしからん。私がどかせましょう」と言うのに、優馬くんが「まあ待て。私が退くように説得するから」と、老婆を説得しようとする場面は、能の演目でも見どころの一つのようです。

ところで、ここで私は一つ疑問がありました。
卒塔婆って、あのお墓に指す板のことだよね・・・それに腰かけるって??
そこで後で調べてみたら、もともとは「ストゥーパ」は、仏塔・・・つまりお釈迦さまのお墓を指すのです。
私はお寺も好きなので、そう言えば五重塔の解説を聞いた時に、あれはもともと仏教発祥のインドにあったお釈迦さまの墓を日本風にアレンジしたもの・・・という話は聞いていました。
ここで詳しい話は省きますが、ここで言う卒塔婆は、お釈迦様のお墓を表した石の塔という意味で、私たちが法事の時にお墓に持っていく板も、お釈迦さまの墓をかたどったものだから卒塔婆というんですね。
お釈迦さまのお墓に腰をかけていたら、それは確かに無礼ですね。

高野山で修行した僧は、老婆を説き伏せようとしますが、言い返されてしまいます。
従僧は、「やはり私が力づくでどかせましょう」と言うのをとどめ、僧が名を聞くと、老婆は「小野小町」と名のります。
ここらへんで、時空がまじりあい、老婆だった小町が、黒髪の若い姿に・・・。
なるのですが・・・。
佐久間さんは79歳。老婆はとってもお似合いです。
でも、若返った小町は・・・60歳くらいの小太りのおばさんに見えます。
実年齢考えたら、若いです! 若いですけども。
この後、小町の姿を見た優馬くん演じる僧は、小町に恋慕して道を踏み外し、従僧の青木さんには深草少将の怨霊が取り付いて、やはり小町に懸想するんです。
もちょっと、他の方いなかったですかね・・・というのが正直な感想でした。ごめんなさいm(_ _)m

そこのところをおいておけば、小町の書いた手紙らしきものを体に巻き付ける優馬くんや、天井から下がった黒い紐・・・小町の黒髪を表しているのかな?を体に巻き付けて、狂乱を表現する優馬くんは素敵でした!
実は、前段部分は動きが少なく、難しいセリフが多く、ちょっと眠りそうでやばかったのですが、この狂乱の場はよいです。
小町ダンサーさんと一緒に優馬くんが舞台前のオーケストラピットを舞うように動くところとか、美しかったです。
開幕前の解説によると、オーケストラピットの部分は、あの世とこの世の境を示しているそうで、ここで小町を選んだ僧は、死んでしまうことになります。

ここで場面転換。エピローグ
一気に現代になり、工事現場で沢山の石柱が発見されます。
現場監督として、舞台に青木さんが登場し、冒頭と同じように、客席通路に作業服姿の優馬くんが登場。
優馬くんはアメリカ帰りの建設会社の部長です。
現場から掘り出された石の上に、物乞いの老婆が腰かけており、優馬くんは老婆に危険だから退くようにと説得しようと話しかける・・・というところで終幕となります。

アンコールは3回ありましたが、優馬くんのご挨拶とかはなかったです。

全体としては・・・。
音楽的にはすごいのかもしれない。でも、私にはその価値が今一つわからないので。
エンタメとしては、ちょっと物足りないかな~というのが正直な感想でした。
やはり、私には能は眠いのかもしれないとも思いました。
歌舞伎は目で楽しめて、私は結構いけると思ったんですが。
お勉強にはなりました。芸術鑑賞っていう感じの舞台でした。
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